活動状況

2023年度秋季(第49回)情報通信学会大会
研究会報告・特別報告

大会概要|→個人研究発表詳細|→ プログラム pdf

研究会報告

研究会 発表タイトル 発表者
<モバイルコミュニケーション研究会> ■テーマ::自閉スペクトラムと仮想空間

■報告者
金暻和
(韓国在住 メディア人類学者・ネクストリテラシー研究所長)

■討論者
 富田英典(関西大学)

■司会者
小笠原盛浩(東洋大学)

■報告要旨
この研究会ではデジタル技術による社会変化を主に探ってきたことに対して、本研究ではメディアにかかわる人間の認知・感覚という観点から仮想空間のあり方に迫りたい。人間の認知・感覚システムの多様性に着目した神経多様性(neuro-diversity)という概念を枠組みにしながら、社会の多数派とは異なる認知・感覚システムを持っている自閉スペクトラムの当事者たちのフィールドワークをしている。一般的に他人との共感能力が乏しいとされている自閉スペクトラムの当事者だが、実際には仮想空間で活発にコミュニケーションを行い、社会参与の輪を広げていた。自閉スペクトラム的な認知・感覚システムは人工時代に求められる資質としても注目されている。仮想空間の中で生き生きとしている自閉スペクトラムの当事者たちの事例から、メタバースとして象徴されている仮想空間の今後への示唆点を探る。

 

特別報告

報告タイトル 報告者

<特別報告>

令和5年版情報通信白書の概要

 

総務省 情報流通行政局 情報通信政策課

情報通信経済室
研究係長 奥山 英行