活動状況

情報社会研究会

主 査 :  中村 広幸

幹 事 :  井村 保・柴田 邦臣

研究会主旨: 

 

1)障害者差別解消法が2016年4月に施行された。情報アクセシビリティの社会的側面がますます重要となってきている。情報通信分野でもこの課題に一層真剣に取り組む必要があると考え、本研究会ではその点について議論していく。

2)VRやARが急速に普及を見せ始めている。映像情報メディアの観点からVR・AR・S3D等のコンテンツとその活用を社会的観点で議論する。

2021年度 第1回情報社会研究会のお知らせ

豊洲・情報アクセシビリティWS
「豊洲探検隊」


 障害者差別解消法が施行されてから5年ほどが経ちました。また、日本でもSDG'Sが少しづつ浸透し、障害があることに起因する差別的扱いをなくす社会を作っていこうという目標が、少しづつ高まってきていると言えます。日本ではユニバーサルデザインやバリアフリーが馴染みがありますが、国際的には「アクセシビリティ」と呼ばれる社会的課題に対して、国連、欧米、アジア地域で多くの取り組みがなされてきています。
 取り分け、情報のやり取りができなければ死活問題になると言っても過言ではない情報社会において、情報分野のアクセシビリティを様々な場面で確保することは、日増しに重要になってきています。
 湾岸エリアの一つとして発展しつつある豊洲・有明地域は、この十数年前につくられた新しい地域です。比較的若い世代が多い地域ですが、引退した高齢者も少なくありません。また、障害を持つ人も暮らしています。オフィスや商業施設も増えてきており、多様な人々が生活し、働き、訪れる街です。
 しかし「多様な人々にやさしい街」という観点で見た時、改善すべき点が多々あります。たとえば、歩道と公開空地で確保した広い歩行空間。多くの人にゆとりある街並みを与えている反面、視覚障害のある人には歩行の手がかりが少なく、一人で歩くことが困難。でも、ガイド役となる点字ブロックが十分ではありません。これらは、普段の生活では見過ごしがちで、知ったり、疑似体験してみると目から鱗が…。
 「豊洲探検隊」は、情報アクセシビリティの観点から、豊洲の街の良い点や改善すべき点を見いだし、体験し、理解し、豊洲に限らず、これからの街づくりに役立てようとする試みです。
 本ワークショップでは、豊洲の街区や豊洲駅を全盲の状態(疑似体験)で歩き、視覚情報が遮断された状態で街がどのように“見える”のか、情報アクセシビリティの観点からどのような課題があるのか、改善点は何か、工夫されている点はあるのか、情報通信技術を利用することでどのように問題を改善できるのか、などについて、疑似体験を通して話し合います。
 COVID-19の感染状況を見極めていたため、ショートノーティスとなってしまいましたが、皆さんの参加をお待ちしています。

開催日時:2021年12月11日(土曜日) 9時から12時半頃まで
実施場所:豊洲街区・豊洲駅周辺
集合場所:芝浦工業大学豊洲校舎
     ※現在、COVID-19感染防止のため入構規制を行っています
     入構方法については申込みいただいた後にお知らせします
参加費 :無料
申し込み:氏名、年齢、メールアドレス、電話番号を記し、
      nkmr@shibaura-it.ac.jp までメールで、12月10日17時までに申し込んでください
責任者 :中村広幸(芝浦工業大学工学部教授)

備考:本ワークショップは、芝浦工業大学工学部の授業及び、情報通信学会・情報社会研究会の共催です。

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