活動状況

情報社会研究会
過去の研究会

2021年度 第1回情報社会研究会

豊洲・情報アクセシビリティWS
「豊洲探検隊」


 障害者差別解消法が施行されてから5年ほどが経ちました。また、日本でもSDG'Sが少しづつ浸透し、障害があることに起因する差別的扱いをなくす社会を作っていこうという目標が、少しづつ高まってきていると言えます。日本ではユニバーサルデザインやバリアフリーが馴染みがありますが、国際的には「アクセシビリティ」と呼ばれる社会的課題に対して、国連、欧米、アジア地域で多くの取り組みがなされてきています。
 取り分け、情報のやり取りができなければ死活問題になると言っても過言ではない情報社会において、情報分野のアクセシビリティを様々な場面で確保することは、日増しに重要になってきています。
 湾岸エリアの一つとして発展しつつある豊洲・有明地域は、この十数年前につくられた新しい地域です。比較的若い世代が多い地域ですが、引退した高齢者も少なくありません。また、障害を持つ人も暮らしています。オフィスや商業施設も増えてきており、多様な人々が生活し、働き、訪れる街です。
 しかし「多様な人々にやさしい街」という観点で見た時、改善すべき点が多々あります。たとえば、歩道と公開空地で確保した広い歩行空間。多くの人にゆとりある街並みを与えている反面、視覚障害のある人には歩行の手がかりが少なく、一人で歩くことが困難。でも、ガイド役となる点字ブロックが十分ではありません。これらは、普段の生活では見過ごしがちで、知ったり、疑似体験してみると目から鱗が…。
 「豊洲探検隊」は、情報アクセシビリティの観点から、豊洲の街の良い点や改善すべき点を見いだし、体験し、理解し、豊洲に限らず、これからの街づくりに役立てようとする試みです。
 本ワークショップでは、豊洲の街区や豊洲駅を全盲の状態(疑似体験)で歩き、視覚情報が遮断された状態で街がどのように“見える”のか、情報アクセシビリティの観点からどのような課題があるのか、改善点は何か、工夫されている点はあるのか、情報通信技術を利用することでどのように問題を改善できるのか、などについて、疑似体験を通して話し合います。
 COVID-19の感染状況を見極めていたため、ショートノーティスとなってしまいましたが、皆さんの参加をお待ちしています。

開催日時:2021年12月11日(土曜日) 9時から12時半頃まで
実施場所:豊洲街区・豊洲駅周辺
集合場所:芝浦工業大学豊洲校舎
     ※現在、COVID-19感染防止のため入構規制を行っています
     入構方法については申込みいただいた後にお知らせします
参加費 :無料

責任者 :中村広幸(芝浦工業大学工学部教授)

備考:本ワークショップは、芝浦工業大学工学部の授業及び、情報通信学会・情報社会研究会の共催です。

 

2019年度 第2回情報社会研究会

豊洲・情報アクセシビリティWS

 障害者差別解消法が施行されてから3年ほどが経ちました。障害があることに起因する差別的扱いをなくす社会を作っていこうという機運は、日本社会においても、少しづつ高まってきていると言えるでしょう。国際的には「アクセシビリティ」と呼ばれる社会的課題は、国連をはじめ、欧米で、そして、アジア地域でも、多くの取り組みがなされてきています。取り分け、情報のやり取りができなければ死活問題になると言っても過言ではない情報社会において、情報分野のアクセシビリティ(情報アクセシビリティ=情報保障)を様々な場面で確保することは、日増しに重要になってきています。
 そして、来年はオリンピック・パラリンピックが日本で開催されます。メイン会場となる豊洲・有明周辺では、会期中、海外から多くの、かつ、障害のある人を含む多様な人々が訪れます。この豊洲地域は、この十数年前につくられた新しい地域ですが、「多様な人々が生活したり訪れる街」という観点で見た時、改善すべき点が多々あります。たとえば、歩道と公開空地で確保した広い歩行空間。多くの人にゆとりある街並みを与えている反面、視覚障害のある人には歩行の手がかりが少なく、一人で歩くことが困難に。でも、ガイド役となる点字ブロックが十分ではありません。また、ちょっとした段差や階段も、車椅子の利用者や高齢の人、ベビーカーを利用している人には危険な場所ともなります。これらは、普段の生活では見過ごしがちで、知ったり、疑似体験してみると目から鱗が…。
 「豊洲・情報アクセシビリティWS」は、情報アクセシビリティの観点から、豊洲の街の良い点や改善すべき点を見いだし、体験し、理解し、豊洲に限らず、これからの街づくりに役立てようとする試みです。
 今回は、全盲の疑似体験を通して、視覚情報が遮断された状態で街がどのように"見える"のか、情報アクセシビリティの観点からどのような課題があるのか、改善点は何か、工夫されている点はあるのか、情報通信技術を利用することでどのように問題を改善できるのか、などについて、全盲の障害当事者と参加者で話し合います。
 皆さんの参加をお待ちしています。

責任者 : 中村広幸(芝浦工業大学工学部教授)
開催日時 : 2019 年12 月7 日(土曜日) 9 時から13 時
実施場所 : 芝浦工業大学豊洲校舎~豊洲周辺
集合場所 : 芝浦工業大学豊洲校舎405 教室(教室棟4 階)
参加費 : 無料
申し込み : 氏名、年齢、メールアドレス、電話番号、住所を記し、
nkmr@shibaura-it.ac.jp までメールで、12月6日17時までに申し込んでください

備考 :本WSは、芝浦工業大学工学部の授業「情報アクセシビリティ論」及び、情報通信学会・情報社会研究会の共催です。また、本WSの経緯、過去のWSについては、2019年11月30日の情報通信学会(情報社会研究会報告)において報告します。

案内PDF

 

2018年度 第2回情報社会研究会

豊洲・情報アクセシビリティWS

豊洲は、様々な人々が暮らし、働く街であるとともに、多くの人が訪れる活気にあふれた街です。
また、豊洲は、この10 年余りにつくられた地区、以前から続く地区など、バラエティに富み、
子供、子育て世代、中・高年、障害のある人、外国からの人など、多様な人々が生活しています。
「多様な人々が生活したり訪れる街」という観点で見た時、豊洲には優れた点が多くありますが、
改善すべき点もあります。たとえば、歩道と公開空地で確保した広い歩行空間。多くの人にゆと
りある街並みを与えている反面、視覚障害のある人には歩行の手がかりが少なく、一人で歩くこ
とが困難に。でも、ガイド役となる点字ブロックが十分ではありません。また、ちょっとした段差
や階段も、車椅子の利用者や高齢の人、ベビーカーを利用している人には危険な場所ともなります。
これらは、普段の生活では見過ごしがちで、知ったり、疑似体験してみると目から鱗が…。
2020 年オリンピック・パラリンピックの際には、海外から多くの、かつ、障害のある人を含む多様
な人々が訪れます。今は元気でも、年を重ねると誰でも身体機能が低下します。住む人、働く人、
訪れる人、みんなにやさしい豊洲の街にしていくためには、一人ひとりが他者を理解すること。
「豊洲・情報アクセシビリティWS」は、学生と地域の皆さんが共に、情報アクセシビリティの観点から、
豊洲の街の良い点や改善すべき点を見いだし、体験し、理解し、これからの豊洲の街づくりに役
立てようとする試みです。
今回は、全盲の疑似体験を通して、視覚情報が遮断された状態で街がどのように"見える"のか、
情報アクセシビリティの観点からどのような課題があるのか、改善点は何か、工夫されている点
はあるのか、などについて、全盲の障害当事者と参加者で話し合います。
皆さんの参加をお待ちしています。

責任者 : 中村広幸(芝浦工業大学工学部教授)
開催日時 : 2018 年12 月1 日(土曜日) 10 時から13 時
実施場所 : 芝浦工業大学豊洲校舎?豊洲周辺
集合場所 : 芝浦工業大学豊洲校舎502 教室(教室棟5 階)
参加費 : 無料

備考 : 本WS は、芝浦工業大学工学部の授業「情報アクセシビリティ論」「福祉と技術」及び、
情報通信学会・情報社会研究会の共催です。

案内PDF

2016年度 第1回情報社会研究会

テーマ : 

情報アクセシビリティと就労・大学教育

日 時 : 

2016年12月3日(土)11:40~12:40

場 所 : 

芝浦工業大学豊洲キャンパス511教室

発表者 : 

任龍在(群馬大学)
岡本明(NPO法人風の子会)
吉本浩二(富士通株式会社)

司会者: 中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

パート1
 米国では障害者の就労が大きなテーマとなっている。米国で毎年開催される
「International Technology and Persons with Disabilities Conference」では、今
年、CIAをはじめとする多くの政府機関や企業が雇用について説明するブースを展開し
ていた。情報アクセシビリティを巡るこうした動向を報告する。
パート2
 本年4月に施行された「障害者差別解消法」は、大学教育の現場が情報アクセシビリ
ティに真剣に取り組まなければならない状況を生み出した。群馬大学や芝浦工業大学
で行ってきた取り組みを報告する。

2013年度 第1回情報社会研究会(学会大会)

テーマ : 

情報アクセシビリティ研究と3D立体映像

日 時 : 

2013年6月23日(日)15:15~17:15

場 所 : 

東洋大学6号館6204

発表者 : 

中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

情報アクセシビリティ(情報分野のアクセシビリティ)が米国で提起され、その後、国際的な課題となって久しい。この間、わが国でも、障害者基本法に「情報 の利用におけるバリアフリー化等」の記述がなされたり、ウェブをはじめとする情報機器・サービスに関する標準(JIS)が策定されるなど、一定の取り組み が行われてきている。
こうした取り組みのなかで、アクセシビリティの研究・検証・検討を行うためのツールとして3D立体映像を利用できる例も少なくない。
本研究会では、たとえば、色彩情報に関するアクセシビリティ研究に応用した研究などの事例を紹介し、情報アクセシビリティ研究における3D立体映像の有用性と具体的な利用方法について検討する。

 

2012年度 第1回情報社会研究会

テーマ : 

S3D映像の応用事例

日 時 : 

2012年4月14日(土)13:00~19:00 (開場12:50)

場 所 : 

SIT総合研究所・佃イノベーションスクエア(東京都中央区佃2-1-6 リバーシティー M-SQUARE 7階)

発表者 : 

中村広幸(芝浦工業大学)、関谷隆司ほかステレオクラブ東京メンバー

概 要 : 

23年度第2回の研究会は35人ほどの方々にお集まりいただき盛会でした。
S3D映像は日本ではいまひとつ伸び悩んでいると言われていますが、カメラ、編集機器、ディスプレイなどの再現機器は新しいものが次々と市場に投入され、現実的な範囲で研究教育やビジネスなどの分野で利用できるようになってきています。今回の研究会では、S3D映像の事例を多く集め、様々な分野での応用について議論します。

2011年度 第2回情報社会研究会

テーマ : 

教育研究分野におけるS3D映像の利用

日 時 : 

2012年2月11日(土)15:00~18:00 (開場14:40)

場 所 : 

SIT総合研究所 佃イノベーションスクエア

発表者 : 

星野奏絵 氏、原誌央理 氏、江森慎 氏、中村広幸 氏(以上、芝浦工業大学工学部)、関谷隆司 氏(ステレオアイ)

概 要 : 

S3D映像は日本ではいまひとつ伸び悩んでいますが、カメラ、編集機器、ディスプレイなどの再現機器は新しいものが次々と市場に投入され、現実的な範囲で研究教育に利用できるようになってきています。
今回の研究会では、無電柱化前後の景観評価、初等・中等教育に利用できる教材開発と教育効果測定、インターネットショッピングサイトにおける質感再現などのテーマで教育研究に利用した例をもとに、教育研究分野におけるS3D映像の活用方法を具体的に議論します。

2011年度 第1回情報社会研究会(学会大会)

テーマ1 : 

携帯コンテンツとしての3D映像の可能性

テーマ2 : 

教育分野における3D立体映像の可能性

日 時 : 

7月3日(日) 13:00~14:30

場 所 : 

専修大学生田キャンパス 10号館 10314教室

発表者 : 

関谷隆司(ステレオアイ)、中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

わが国における3D立体映像に関する研究は、コンピュータを用いた映像の編集加工(CG,VR)やディスプレイ技術など、再現方式に関するものが多く、 3D立体映像に適したコンテンツの撮影・蓄積・再現についての研究蓄積や応用技術・用途開発の蓄積、さらに映像の蓄積といったものはほとんど見られない。 また、教育、ビジネス等利用分野に即した撮影・再現技術や表現技法などに関する研究も少ない。そのため、コンテンツ不足の指摘が異口同音になされている。
一方で、英国、フランス、米国などを中心とする欧米では古くから教育分野で3D立体映像を活用してきており、新しい技術を活用しつつ応用分野を広げている。
加えて、近年のPDAやスマートフォンなどの機器の普及により、3D立体映像をインターネットと連携して手軽に利用したり楽しもうという動きが加速しつ つあり、シャープが市場投入した3D立体映像が撮影できるスマートフォンは百万台に至っているとも言われている。また、YouTubeの3Dコンテンツも 増加の一途を辿っている。
本研究会では、こうした状況を背景に、携帯コンテンツやネットコンテンツとしての3D立体映像の動向を紹介するとともに、教育分野における同映像の応用に関する取り組みを紹介し、関連が深いと考えられる両分野における3D立体映像の可能性を検討する。

2010年度 第3回情報社会研究会

テーマ : 

3D立体映像の現状と3D立体映像アーカイブの可能性

日 時 : 

9月5日(日) 10:00~12:00

場 所 : 

長崎県立大学シーボルト校 M203教室(予定) 〒851-2195 長崎県西彼杵郡長与町まなび野1-1-1

発表者 : 

中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

欧米を中心にした3D立体映像の歴史や発達の経緯を踏まえ、3D立体映像を新たなメディアのひとつとしてとらえ、後世に「空間」の記録を残す可能性を持つ映像アーカイブについて議論する。同時に映像のデデモンストレーションも行う。

参加費 : 

無料(日本社会情報学会大会参加費は別途必要)

申込み : 

日本社会情報学会(JSIS)のワークショップ「先端技術を組み込んだ社会」の一部として行います。当日開催されている日本社会情報学会に直接お越しください。

2010年度 第2回情報社会研究会(学会大会)

テーマ : 

ウェブコンテンツとしての3D(立体)映像

日 時 : 

6月26日(土) 13:00~14:30

場 所 : 

早稲田大学国際会議場3階 第1会場

発表者 : 

関谷隆司(ステレオアイ),中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

3D(立体)映像は、1890年頃以降、ほぼ30年周期で欧米を中心としたブームとなってきた。日本社会はそれらをほとんど経験していないが、昨年から急 速に注目を集めるに至っていることは周知のとおりである。デジタル技術がもたらした現在の3D(立体)映像は、情報社会におけるメディアの一つとしてどう 発展するのか(あるいはしないのか)。映像産業からは大きな市場として大きな期待が集まっているが、現時点では、3D映像に関する議論はとかく技術中心に なりがちのようである。しかし、コンテンツがなければメディアとして利用されないことは歴史が教えてくれている。
情報社会研究会では、メディアとして3D(立体)映像を捉え、社会的側面から議論し、応用分野やアプリケーションについて研究する。本研究会では、ウェブ コンテンツとしての利用に焦点をあて、実写を中心とする3D(立体)映像の事例をもとにその可能性と課題を検討する。同時に複数の方式によるデモも行う。

2010年度 第1回情報社会研究会

テーマ : 

3D立体映像の現状とデモンストレーション

日 時 : 

2010年5月22日(土) 15:00~17:00

場 所 : 

芝浦工業大学豊洲キャンパス 教室棟6階 602教室 東京都江東区豊洲3-7-5 

発表者 : 

関谷隆司(ステレオアイ),中村広幸(芝浦工業大学)

概 要 : 

3Dテレビが市場に投入されるなど、急速に注目が集まる3D立体映像の現状について、長く3D立体映像の制作に携わってきた関谷氏の報告を交え、メディア のひとつとしてとらえた時の可能性や教育研究への応用などについて議論する。同時に複数の方式による映像のデデモンストレーションも行う。

参加費 : 

無料

2008年度 第1回情報社会研究会

テーマ : 

「イラク戦争におけるブレア英政権の情報操作の有無」

日 時 : 

平成20年6月15日(日)13:00~14:00

報 告 : 

冨田泰(時事通信社)

司 会 : 

時野谷浩(東海大学)

会 場 : 

駒澤大学(学会大会)