ICPFシンポジウム「競争政策と知的財産権」
各社が同時並行で研究開発を進め、かつ、技術の進歩が急激な情報通信産業では、どの企業も自社の特許だけでは製品・サービスを市場に提供できない事態が起きています。相互運用性が必須なこの産業では多くの技術について国際標準が定められていますが、標準の実施に必須な特許を持つ企業には非差別での使用許諾を義務付けています。これを根拠にライセンス契約前から標準必須特許を利用する企業が出たり、標準必須特許を持つ企業が対抗して差止請求訴訟を提起したりすると市場が混乱する恐れがあります。そこで、公正取引委員会が2016年1月に「知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針」の一部を改正するなど、競争政策と知的財産権の関係をどう調和させるかは緊喫の課題となっています。
ICPFでは、この問題に詳しい方々をお招きして、競争政策と知的財産権の関係について集中的に議論するシンポジウムを下記の通り開催することにしました。皆様のご参加をお待ちします。
日 時 | 2016年2月29日(月) 13:30~16:45 |
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会 場 | アルカディア市ヶ谷(私学会館) *アクセスマップ: |
テーマ | 「競争政策と知的財産権」 |
プログラム | 13時30分 標準化団体の特許ポリシー の一部改正について
司会: 山田 肇(東洋大学、ICPF理事長) |
定員 | 70名(先着順) |
参加費 | ICPF会員:無料 |
参加申込方法 | こちらよりお申込ください。 |
主 催 | 特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF) |
後 援 | 総務省、経済産業省、公益財団法人情報通信学会 |